まりも屋の馬房
血統をメインに馬を見て出資を検討するブログ。馬体に関しては一切自信がありません。自身の備忘録としての機能がメインです。

ウイングステルス16 ~血統編~

こちらも満口ですので血統評価をしておきます。

marimoya

1.主導
主導はNashua5×6×4の系列ぐるみ。
血量的にNashuaよりも濃いクロスはなく、5代目以前に他のクロスを持たないため、位置的にもNashuaの主導は明確です。
(WildRiskは世代ズレ)

2.位置・配置
父方のWildRiskに世代ズレがありますが、他はクロスの世代も概ねそろっています。
良い配置かと言われれば微妙なんですけど、まぁ標準ぐらいはあると思います。

3.結合度
6代目以内でクロスしている馬を見ると、Swapsは主導と間接的な結合になります。
SwapsはHyperionーGainsboroughの系統ですが、この馬の配合においてはHyperionーGainsboroughの系統は少数派でもあり影響は少ないと思います。
他の血についても主導と直接結合ながら8代目9代目でかろうじて結合しているものもありまして、総合すると標準かそれより少し良いかというところです。

4.弱点・欠陥
父の母方に2箇所の弱点あり。
他にも危ういところもあって、血の押さえ方は良いとはいえない。

5.影響度バランス
8-4-2-7

6.種類・数
種類:56
数:292

標準的な水準。

7.質・傾向
血の質はどちらかというと低いです。

8.スピード・スタミナ
Nasrullahを父母にバランスよく配置し、Almahmoudのサポートも受けているためスピードは確保できています。
スタミナは明らかに不足しています。
どの距離に適正を持ったとしても、重賞クラスまでいくと「スタミナ不足でちょっと足りない」ということがあり得るかと思います。

総評
Nashuaを主導とした配合自体は、15年ぐらい前にあったもので、非常に古い形です。
似た配合にノーリーズンやチョウカイキャロルがいます。
両者はいずれもスタミナの核を持っていましたが、本馬にはそれが無く1枚劣ると思います。
当時のNashuaを主導とした配合馬は、日本の硬い馬場には疑問のあった配合が多く、実際にノーリーズンやチョウカイキャロルの競争成績が今一歩伸びなかったのは適正の問題があったと思います。
本馬の場合は、Nashua-Nasrullahの血に加えて日本適正抜群のAlmahmoudの血が加わっており、さらに、しっかりと能力参加できていますので、その辺で日本の馬場への適正不足を補えるのではないかと思いました。

クロスの感じを見ても、全体的にバランスの良い配合とは言えませんが、主導の明確性とその個性(古さと適正の補正)は際立っているので、現代の競馬でどんな走りを見せてくれるか楽しみにしています。

まりも屋の評価
◎□○△□□□□(3B)
芝:◎ 1600m-2000m
砂:○ 1200m-1800m

IK評価予想
○□□□□□□□(2B)
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マハーバーラタ16 ~血統編~

満口になりましたし、詳細な評価をしても得も損も発生しないかと思います。
久しぶりに細かな評価記事を書いてみます。

marimoya

1.主導
主導はNorthernDancer5・7・5・6×6・4の系列ぐるみ。
母系のNatalma以下を系列ぐるみとすることでスピードを強調しています。

血量的にNorthernDancerよりも濃いクロスを持たない。
また、4代目以前に他のクロスを持たないため、位置的にもNorthernDancerの主導は明確です。

2.位置・配置
世代ズレも無く、クロスの世代も概ねそろっていて良好です。
LyphardクロスとNorthernDancerクロスの位置関係がマイナス材料になります。
強いて言うなら5・6代目でクロスしているHailToReason、Crepello、BuckPasser、Somethingroyal、SirIvor
の幾つかが7代目からクロス、もしくはクロスなしであればシンプルさが出て良かったかと思います。

3.結合度
現在の主流血脈であるNearco/Hyperion/Mahmoud/Teddyの4系統のうち、Nearco/Hyperion/Mahmoudの3系統をNorthernDancer内に収めることが出来ています。
Teddy系は間接的な結合となりますが、本馬においては全体的に血量が少なく結合が成立していれば十分と考えます。

4.弱点・欠陥
なし
非常にきめ細かく血が押さえられています。

5.影響度バランス
5-9-9-10

6.種類・数
種類:66
数:347
種類は多いが結合度が良いので問題ないです。
数も多いが全体的にきめ細かく血を押さえることができていて本馬においてはプラス材料ですね。

7.質・傾向
質は非常に高い。
ただし、質が高すぎることは欧州基準で見ると素晴らしいことですが、日本の馬場ではマイナス要素です。

8.スピード・スタミナ
NorthernDancerの系列ぐるみを主導とし、その中のNatalma-Almahmoud・NativeDancerの系列を強調しています。
CrepelloやBuckPasser、Princequilloといった良質なスタミナの血をNorthernDancer内に取り込むとともに、
NasrullahやRomanといったスピードの血も程よく取り込んで十分なスピードとスタミナを持つことが読み取れます。

総評
リニュアル後1番の配合馬だと思います。
日高時代を含めてもシルク史上1番じゃないかな。(調べてないですけどね)

純粋な評価ということであれば、LyphardクロスとNorthernDancerクロスの位置関係以外は、満点かと思います。

スタミナ優位は明らかなので、日本適正を考えると不安になる部分はあります。
その中で、BuckPasser内のBusandaはクロスしてない(※)とか、Crepelloクロスが6代目にあってその血量がやや抑えられているとか、Romanクロスでほんの少しスピードを補強したとか、ある程度スピードとスタミナのバランスを取ることは出来ていると思います。

あとはこの血を開花させることができるかどうか、です。
この点においても、前記事に書いた部分で「調教が積めない」という場合を除いては、ノーザン育成+主導の明確性を備えているというところで能力開花の可能性は高いと思います。

公式評価でどれ位の評価になるのか、また、どこを減点してくるのか楽しみです。


まりも屋の評価
◎□◎○○○◎◎(2A)
芝:◎ 1600m以上
砂:○ 1800m以上

IK評価予想
○○○○○○□◎(1A)


(※)以前にハーツクライ産駒の勝ち上がり率を調べたことがあります。
   2年分ぐらいのデータでサンプル数として十分で無い可能性がありますが、
   Busanda・WarAdmiralクロス無 > WarAdmiralクロス有 >> Busandaクロス有 
   という結果でした。
   他のクロスとの兼ね合いや、血量の問題もありますから考察として十分では
   ないですけど、一応Busandaクロスは無いほうが望ましいと思っています。

16年産の出資(その2)

ウイングステルスの16とマハーバーラタの16に出資しました。

マハーバーラタの16については馬体についての記録を残しておきます。
※長い文章ですがオチもないですし、結論は「わからない」なので読み飛ばしていただく方が良いと思います。

募集写真(横からの写真)では、一見するとバランスが良く、トモも全体に対しては大きめでプリッとしていて良い感じです。
前肢の繋ぎの角度や肩の筋肉の角度も僕は好み。
もちろん100点ということは無くて、前脚の膝から下の感じは動画を見たいと思いますし、飛節ももう少しがっちりしていて欲しい。
何より、もう少し大きくなって欲しい。
そういうのはありますけど、概ね良い馬という印象でした。

でもね。

    馬の価格には理由があるんです。

見栄えのする馬体かどうか、大きさ、父馬と母馬の血統、兄弟馬の活躍、ほか色んな要素で価格が決まっています。
この馬の場合は父の種付け料を考えると、少なくとも2500万円はつけてくる
ハズなんです。
昨年のローザミスティカの15を基準とするなら、バランスが良い分3000万円とか3500万円とかでも不思議じゃない。
ほんの少し小さいだけでこの値段になりますかね?! 何かあるでしょ。

で。
僕は配合と馬体で馬を絞って、その馬の動画を30回50回と何度も見ます。
そういう中で出資馬を決めます。この馬も同じです。
3回目ぐらいまでは「前脚は回してるけど総合すると良い馬だなぁ」という気持ちでしたが、4回目ぐらいで気づきました。

    後肢左の繋ぎがとてもとても寝ている

marimoya

繋ぎの後ろ側が地面に付いているように見えます。
僕は後肢の繋ぎに関しては、立っていようが寝ていようが気にしません。
後肢に関しては屈腱炎の心配はほぼ無いですし、それよりもトモの大きさや踏み込みの方が大事です。
でも、これはちょっと度が過ぎるだろうということで、過去の募集馬の動画をいくつか見ました。

後肢の繋ぎというと昨年のアドマイヤテレサの仔。
これは両方寝ています。歩いた時にはペッタリと地面にくっついています。
あとはストロングタイタン。
アドマイヤテレサの仔程ではありませんが、この馬も後肢の繋ぎはすごく寝ています。
サンプル数は少ないですけど、ストロングタイタンはオープン馬になりました。
アドマイヤテレサの仔も順調に調教を積まれています。
気にすることはないのかもしれません・・・

でもね。やっぱり気になるんです。
歩いたときに左右で繋ぎの角度が違うということが。

marimoya

左右で違うということは明らかに何かが原因でバランスが悪いということ。

普通なら「出資しない」ということで、ここで検討は打ち切ります。
だけどI理論派にとっては、この馬はちょっとそういう訳にはいかないんです。

ということで、そこから募集動画、ツアー動画、一般の方が上げているツアー動画の3つを何度も繰り返し見ました。
で、気づいたことは、

・左右の繋ぎの長さが違うのではないかということ。(募集動画より)
・または脚の長さが違う。
・ツアー時は繋ぎの角度の差は小さい(完歩によって違う)

そして、

・募集時には後肢右に矯正鉄をはめている
・ツアー時は外している。

というところにたどり着きました。
最終的に、

・そもそも繋ぎの柔らかさが違うのかどうかも怪しい
・後肢左側に体重が掛かる原因があるのではないか?
・だとすると前肢の外旋(左脚)のせい?

ということ。
ちなみに矯正鉄というのは今回初めて知りました。(そういうのはあるんだろうとは思ってましたけど)
金色でピカピカしております。
メジロフランシスの16とかスイープトウショウの16も付けてました。(ただし両足)

結論としては、やっぱりわからない。
だけど牧場側が何かを矯正しようとしていることは確か。
矯正自体は普通にやることでしょうし、やって良くなるのならどんどんやって欲しい。

僕の知識だと、今の段階では本当にわからない点が多すぎます。
年明けぐらいまでは様子を見たかったですね。
(人気が無くて様子を見れると思っていました)
そして「わからない」馬には出資してこなかったんですけど、
今回は特例で出資しました。
馬体に特に欠点がなければ5口とか10口とか狙ってたんですけどね。

とにかく無事に育成が進んで血の良さが開花することを願います。
2-3年後にこの記事を見て自分自身がどう感じるか楽しみです。
「心配してたけど杞憂だったなあ。5口出資しとけば良かった。」ってなってますように。

16年産の出資について

毎年恒例のやつですね。

こんな感じで応募しまして、

marimoya


こんな感じになりました。


marimoya


取れたのは実績か抽選か微妙なところ(面倒くさいので計算して無い)
まぁ抽選だったとして、200/232の突破なので運が良かったかどうかは・・・

今回は1頭取れたし白毛馬を持てたので良しとしましょうか。
リバーサルフィルムを見ていると、クラブや調教師が真面目にやるかどうかが心配ですが、この馬が走れば注目度がグンと上がるのでやってくれると信じます。



・・・



いやぁ、やっぱ抽選に関しては良くはないなぁ。
本当にプチノワールの16が欲しかった。
穴の多い配合で高評価ではないけど、スピードはある。
そして、馬体もそれに沿ってスピードタイプで形が良いと思う。

リニュアル後は牝馬への出資はしていなかったけど、今回の総合1番手評価だったんだよな。
これは本当に良い馬だと思う。
欲しいなぁ・・・


ブラックバゴ~リゾネーター~ストロングタイタン【結果】

○ブラックバゴ
7/8 五稜郭ステークス 1着(1.58.8)
最後方からのレースになりましたが、徐々に進出して4コーナー出口では先頭集団に並びかけました。
直線ではなんとか差しきって勝利。

去年1年間はノドなのか気性なのか不明なんですけど不調の期間がありました。
しかし、これで完全復活でしょう。
次走は札幌記念かと思っていましたが、オールカマーか東京OPとのこと。
いずれにしてもゆっくりと北海道で休養して、また熱い走りを見せて欲しいです。

○リゾネーター
7/12 ジャパンダートダービー 4着(2.05.8)
前走は謎の大敗を喫して、今回はその雪辱なるかという戦いでした。
レースでは外目10番枠から出て、道中は外目5-6番手を追走。
直線入り口で外からゴリゴリと先頭に並びかける必勝パターン。
正直、これまでのレース内容からここで「勝った」と思いましたけどね。
突き放すような展開にはならず、直線は他の馬と壮絶な叩き合いになって、競り負け4着。
同い年同士の戦いとはいえ、頂上決戦で横綱相撲が許されるほど甘くはなかったですね。

直線は熱かったです。「もうひと伸び!」って奥歯を食いしばりながら見ていました。

帰厩時から少し前の出が悪かったとのことで、仕上がりは100%ではなかったように思いますし、その中で世代上位は示せましたので良いレースだったと思います。
(他にもう1頭強いのが居ますけどね。)
ワンダフルラスターで辛い思いをしていますので、何より気性の難しさが増大せず治まる方向になったのが嬉しいです。
放牧に出てしまいましたのでレパードS出走は微妙ですが、重賞制覇目指してまた良いレースを期待します。

○ストロングタイタン
7/15 マレーシアカップ 1着(1.58.3 レコード)
去年と同じく裂蹄で休んでいましたが、去年よりは乗り込み量も多く1番人気に支持されました。
レースでは、離れた前2頭の後ろ3番手を追走。
直線では残り200mを切ったあたりで先頭に立ち、なんとか後続を抑えて勝利。

速い流れだったのでレコードのおまけがつきました。
あの流れだと最後は差されてもおかしくないのですが、交わされないところに成長を感じています。
今年の重賞の2戦では、あと一歩踏ん張る力がありませんでしたが、今日の走りを見ると馬の力もついていると思います。
この後は特にアクシデントが無ければ小倉記念でしょう。
冬場と同じく54キロで出走させてもらえれば相当期待できると思います。

3頭共に天栄やしがらきの方々、そして調教師、厩舎スタッフの方々、さらに騎手の方々に感謝です。
ありがとうございます。

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