ゼンノロブロイ×シェアザストーリー(コマンダーインチーフ)
~血統編~
1.主導
Haloの3×5の系列ぐるみ。
主導は非常に明確。(ただし3代目からの系列ぐるみは位置的には問題有り)
Haloは米産で3~6歳時に31戦9勝2着8回。
2.位置・配置
Haloの3代目からの系列ぐるみは近親度が高くなることによる弊害(気性面や体質など)があるとみなして減点。
他は良好。
3.結合度
6代目以内でHaloに含まれる血以外でクロスしているのは、RaiseANative・Nashua・TomFool・Nearctic・Olympia・PluckyRoman。
そのうちNearctic及びNashuaはNearcoを通じてHaloと直接結合。
また、RaiseANative・TomFool・PluckyRomanはBullDog/SirGallahadを通じてHaloと直接結合している。
OlympiaはGainsboroughを通じてHaloと直接結合。
また、この馬の土台となっているPharos-PhararisやBullDog/SirGallahad-Teddy、さらにはGainsboroughといった血はすべてHaloに含まれており、結合度は非常に良好。
4.弱点・欠陥
なし
5.影響度バランス
14-9-8-8
6.種類・数
種類:67
数:335
種類は結合度を考慮しても多いと判断。
数は多い。
7.質・傾向
土台が複数系統となり、クロス馬の種類も多いために必ずしも傾向があっている配合とは言えないが、弱点・欠陥が発生する類のものではないため減点材料とはしない。
8.スピード・スタミナ
Haloをわかりやすく前面に出した配合。
Turn-toやRoyalCharger、AlmahmoudやPharamondといったHalo内で抑えたいスピードの血をすべて抑えることに成功しており、スピードは確保できている。
また、スタミナ面でもPluckyLiegeからの流れをくむ血を取り込み、加えてNearcticからもアシストを受けているため十分なスタミナを持っている。
近親度の強さはマイナス材料で、気性面や内臓面の強さには注意が必要。
反応面では、主導の明確性を備えていること、Almahmoudの血を押さえていることはプラスであるが、クロス馬の種類が多い点はマイナス点。
どの程度影響があるかは予想しにくいが、スピードが豊富でそれを支えるスタミナも備えているため逃げや先行の脚質でも結果は残せると考えられる。
本馬はロゴタイプと似た形態をもった馬であるが、ロゴタイプには無かったTurn-to・RoyalChargerの血を押さえており、Haloのスピードを活かすという点ではロゴタイプよりもよく出来た配合である。
一方でクロス馬の数(ロゴタイプは48種類)の部分ではロゴタイプに分があり、反応面ではロゴタイプより劣ると考えられる。
まりも屋の評価
◎△◎○□△□□(3B)
芝:◎ 1600m-2200m
砂:○ 1400m-1800m
※2013/7/12に距離適性を修正しました。
IK評価予想
○△○○□△□□(2B)